タオ バロック

 バロックパールのイビツに歪んだ美しさ、バロック様式の建築や絵画の過剰な装飾美。

 

また日本に生まれ育った当ブランドデザイナーにとっては、日本の伝統的な社寺建築や室内の欄間などといった木造装飾や、絵巻物の中を縫うようにして描かれた、トグロを巻く「雲」の表現にも、精神的バロック性が感じられる。

 

 

そのような美意識を抽出し、また彫刻家としての活動もあるデザイナーの、立体物への造詣を注ぎこんで、素材や独自の形状、クオリティーを、こだわり抜いて、当初はパーソナルな欲求から生みだされたオブジェクトであった。

 

しかし、ミニマルで整然とした、機能美から生まれたデザインの多くの製品とは、ある種対極でありながら、それでいて使用した人達からは、独特の流線形が手に馴染む感覚と、アトラクティブな使い心地に富むという定評を得た。

 

 

強い個性とこだわりを持ってファッションアイテムを選ぶ人の琴線を刺激し、その独自性から、それを持つことによって、「これは自分のために生みだされたアイテムだ!こういうものをずっと所有したかった!」と感じていただけるブランドを目指している。